治療中の患者さまの急変を避けるためのモニタリング技術についてのお話です。
モニター単体では
①瞬間々々の絶対値は把握できるが 生体の変化、傾向が把握しにくい
②測定データが感熱紙にしか残らない
☆パソコンと連動させることで
①瞬間々々の絶対値の把握と生体の変化、傾向を誰でも容易に把握することが可能(インシデントの予測と予防)
②測定データを電子ファイル保存でき、次回の治療に活用できる
一回目 | |
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変化だけでなく、絶対値を加味した安全設計 | |
二回目 | |
三回目 | |
治療名人の画面で、最初緊張していたのが落ち着いてきたことがわかります | |
モニタ画面の数字だけより血圧と脈拍の変化を軌跡で監視する方が分かりやすい。 |
血圧と脈拍の変化で
などモニタだけでは分からなかった危険傾向を早期に把握できます。
絶対値基準
血圧:
(最高)200mmhg 以上
70mmhg 以下
脈拍:
120bpm 以上50bpm 以下
を考慮した予備力を表現。
↓不幸な症例
心電図は後から外付けすることが可能であり、心臓の予備力も表示される。また、心電波形も電子ファイルで保存できる。
さらに、ソフトをグレードアップすると患者の自律神経をリアルタイムに解析することもできる。